【S14】アルティメット毒菱~使用率上位50位禁止~【最高2022】
1.はじめに
しばです。久々にちゃんと日常生活を犠牲にしてポケモンをした結果レート2000を達成することができたので構築記事を書いてみようと思いました。
構築名は自分がSMから使ってきたどくびし構築の完成形なのとほぼ全ての試合で毒菱を撒くことからアルティメット毒菱としました。
初投稿なんで至らない点たくさんあると思いますが、幼稚園児が書いてると思ってまごころで読んでください。
使用率はシーズン13準拠です。
http://pgl-db.net/season-pokemon/?battle=1&season=313
追記:QR作りました。興味ある方はぜひ使ってみてください。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4FC6-8D26
追記:youtube、ニコニコで動画投稿始めたので見てもらえると嬉しいです
https://www.youtube.com/channel/UCrE5K40urFehFoUDGvp-QTA?view_as=subscriber
https://www.nicovideo.jp/my/video
2.縛りと構築について
まずこの構築の前提としてシーズン13のPGL上位50位禁止という縛り(自主的にやってるだけ)があります。
僕はバトレボからポケモンしててBWからこんな縛りでやっているのですが、その経験から相手よりパワーで劣るポケモンで勝つにはサイクル戦は避けるべきと考えています。また対面構築は理論上強そうなのですが中堅以下で作るのが難しく、起点構築で舞って三タテするみたいなパーティーになることが多くなりがちです。
今回は対面と起点の間みたいな構築なのですが、パーティーを組む際に一番意識したことは
- 交代を極力しなくていいようにすること
- どのポケモンでも三タテを狙えるようにすること
の2点でその結果として毒菱を使うという選択に至りました。つまりは構築のテーマに毒菱を選んだ理由にこの縛りがあるということです。
今回の構築は自分が以前SMの終盤で2000を達成した構築をUSUM環境に適応させたものとなっているのですが、僕はこれがこの毒菱構築の完成形と思っています。
3.構築完成の経緯
- まもみが要因にいたずらごころを持ち、毒菱の通らない飛行に強い、HSベース残飯を採用
- 毒菱要因に毒菱+がむしゃらを打て、加速で岩封にも強い、DSベース襷を採用
- メガ枠に毒菱の通らない多くのポケモンに強く、加速+まもみがによる抜き性能を持つ、ASを採用
- 鋼に強い炎枠にビーストブーストのSアップよる抜き性能を持つ、HS身代わり瞑
想加速ゴーストz(笑)を採用 - ここまでで重いガルーラ、ギャラドス、バンギラス、カバルドン、キノガッサに強く詰ませ性能を持つhBsゴツメを採用
- フシギバナ、ドヒドイデ入り、ルカリオに強く詰ませ性能を持つHBアッキを採用
理想の動きを簡単に書くと初手ペンドラーで毒菱を撒いてがむしゃらで削り、削ったポケモンを二体目の起点にして場を荒らして、残りの敵をラスト一体で全滅させるというものになります。
かなり抽象化して書きましたが、すべてのポケモン(ペンドラー以外)で三タテを狙えるのでいろいろな展開パターンがあり、それがこの構築の強みと思っています。また選出画面でその展開パターンのどれを通すかを選ぶ必要があり、そこで7割くらい勝負が決まります。
z技や交代読み身代わりはしつこいくらいやって丁度いいです。
4.ポケモン紹介
選出率の3位から6位は大差無いです
ペンドラー@きあいの襷
性格:陽気
特性:かそく
実数値:137(12)-121(4)-123(108)-*-106(132)-180(252)
技構成:毒菱、どくどく、地震、がむしゃら
調整:最速、d変幻ゲッコウガの冷B+手裏剣3発耐え、残りb
(hはがむしゃらダメージを増やすためできるだけ低く)
この構築の要。8割くらいは初手で出した。
毒菱とがむしゃらは確定。どくどくは毒を入れたい相手が初手に来た時に撃ち、地震は毒菱の通らない鋼や毒に撃つ。
この構築はレヒレやミミッキュをものすごく呼ぶため、毒タイプがいようと刺さるポケモンが少なかろうとほぼすべての試合で毒菱を撒く。ほぼ初手は毒菱だが、地震が抜群で入るバシャ、コケコ、アーゴヨン、ヒードランなど対面した時は地震から入り次のターン相手が引くのに合わせて毒菱を撒く。
このペンドラーが2回以上動けば有利に試合を運ぶことができ、加速と耐久を活かし多くの試合でそれを実行してくれる神ポケモン。このパーティーはゲッコウガを呼ぶのでdに厚く振りたいが、陽気マンムーの地震礫や陽気ガッサの岩封マッパ、メガガルーラの捨て身の乱数を考えてこのような調整になった。
オニゴーリはおやつ。
岩封襷ゲッコウガは無理無理の無理。
選出率2位
サメハダー@メガストーン
性格:意地っ張り
特性:加速→頑丈顎
実数値:145-211(252)-90-*-86(4)-157(252)
技構成:守る、身代わり、みちづれ、噛み砕く
調整:ASぶっぱ残りd
唯一のメガ枠。
ペンドラーの削ったポケモンを突破して加速すれば、次に出てくるポケモンと1:1以上は安定して取ることができる。環境上位の毒タイプに強いため、こいつを2体目で出せば毒菱回収要因を相手のラス1にすることができる。
毒菱との相性がよく、守る身代わりを駆使すればレヒレやポリ2を倒すことができるのが強い。またわざと相手のポケモンを倒さずに、毒でHPを調整して退場することにより、後述するズガドーンの起点にすることができる。意地っ張り頑丈顎噛み砕くの火力はえげつなく、無振りアーゴヨン、テテフ、ゲッコウガ(等倍)、ミミッキュを一発で落とせる。
みちづれはあると戦略の幅が広がるので必須。ワンウェポンだが、悪は通りがよく、半減の相手も毒で削れば倒せるので問題なかった。みちづれのタイミングでじゃれつく外れた時気まずい空気になる。
選出率1位
ボルトロス@残飯
性格:臆病
特性:いたずらごころ
実数値:177(180)-*-109(148)-146(4)-101(4)-168(172)
技構成:守る、身代わり、どくどく、放電
調整:h16n+1、s最速100族抜き、残りb
速めの毒ボルト。
ミミッキュの影撃ちより早く身代わりを張りたいのと、リザードンYの上から放電を撃ちたいので100族抜きまで振った。残りのbはボーマンダへの役割を安定させるため。実際ボーマンダには相手が物理でも特殊でもほぼ勝てる(特殊マンダも身代わりから入れば勝てる)。
主にボーマンダがいる構築や毒の通りがいい構築に出していく。毒が入らない多くのポケモンにも(ナットレイやギルガルドも)勝てる実力を持つがこの構築が完成して行くにつれ出す必要がなくなり、選出率が低くなっていった悲しい子。
選出率5位
ズガドーン@ゴーストz
性格:臆病
特性:ビーストブースト
実数値:159(244)-*-74(4)-172(4)-100(4)-174(252)
技構成:火炎放射、シャドーボール、身代わり、瞑想
調整:HSほぼぶっぱ残り4振り
(ビーストブーストでsが上がる)
圧倒的地雷。c4振りの加速ズガドーン。
とにかく読まれないのでこいつを刺せる時は積極的に出していく。SMの時よりボルトの選出が減った原因のポケモン。
HS振りは加速することにより抜き性能が上がる他、H振りにより身代わり後でもA特化ミミッキュの影撃ちを耐えたり、満タンからA特化ガルドの影撃ちを最高乱数切り耐えすることができ、さらに自身より遅い特殊アタッカーを起点にできるようになる。
その分火力は落ちるが(無振りメガメタグロスが放射で乱数)、水zを身代わりで透かしてレヒレを起点にできる点や、加速すれば控えめスカーフアーゴヨンを抜ける点がめちゃくちゃ強かった。
クチートやガルーラは100パーセント不意打ちを連打してくるので身代わりして瞑想の起点にできます^^
選出率3位
性格:図太い
特性:いたずらごころ
実数値:151(124)-*-150(252)-99(12)-96(4)-151(116)
技構成:ムーンフォース、コットンガード、身代わり、宿木の種
調整:s最速シャラランガと準速サザン抜き、残りほぼhb
(宿木の回復量を上げるためhはできるだけ低く)
さいかわポケモン。
コットンと宿身代を両立させた物理受けとハメのハイブリッド型。
弱そうに見えるがコットンを積めばほぼすべての物理ポケモンに勝て、先に1回積んでおけばリザx、ボーマンダ、メタグロスにすら勝てるモンスター。毒菱できつい、よく見るガルーラやクチートの1メガ構築にはこいつを出しておけばまず負けない。
特殊アタッカーにムンフォでcダウン狙えるのも偉い(これによりポリ2やテクスチャーポリzにも対面からなら勝てる)。
負けが込んでいる時はこの子の可愛さが心の支え。
選出率4位
ランクルス@アッキのみ
性格:図太い
特性:マジックガード
実数値:217(252)-*-138(244)-146(4)-106(4)-51(4)
技構成:サイコキネシス、気合玉、瞑想、自己再生
調整:HBほぼぶっぱ残り4振り
おそらくこの構築で一番普通のポケモン。ここまでの5匹で無理な構築に大体強い。
主に中火力のサイクル構築や受け構築やアゴギャラに出していく。これらの構築は毒菱が全く刺さらないことが多いためペンドラーを出さずに、こいつが無理なポケモンをサメハダーで倒して詰める展開になることが多い。
物理耐久はかなりあるが特殊耐久は瞑想を積まないとそこまでなので注意が必要。
身代わりがない受けポケモンのため一撃技、急所、怯みを引くことが多いのが辛いが、運負けに動じない精神が鍛えられる良ポケ。
選出率6位
5.選出
基本選出は
+1になります。
残りの一体は試合展開を予想して勝てそうな奴を選びます。
が行けそうなときは出して、そうじゃない時は
ボーマンダ入りには、ガルーラやクチート入りにはを出すことが多いです。
毒タイプがいる受け構築にはを出さずに+1
となることが多いです。
この構築は選出段階で試合の大方の流れを読むことが必要とされるので試合数をこなし経験を積むことがとても大事です。
6.きついポケ
・カバドリバンドリ
・サザングロス
ペンサメ以外の4匹がgmになってオワリ
・初手の岩封襷ゲッコウガ
ペンドラーで襷を潰せないのでオワリ
・初手のスカーフトリックカプレヒレ
ペンドラー毒菱しか打てなくなりオワリ
・草食滅びマリルリ
ボルト以外勝てなくてオワリ
とにかくオワリ
オワリ界のオワリ
7.あとがき
修羅勢しかいない中2000に乗れたので嬉しかったのですが、この構築は長い時間かかって完成したものなので2100に行けなくて残念な気持ちもあります。
来季はメガジュペッタのトリルを使おうと思っているんですけどミミッキュきつくて無理そうです^^;
ニコニコで生放送もしているのでよかったら見に来てください
https://com.nicovideo.jp/community/co3810604
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